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「YAKUSAKE」 Selection004
九州の蔵元を飲み支える。
蔵元を応援するために生まれた焼酎の厳選セット。
九州には約400もの焼酎蔵元があり、焼酎は九州の地域資源ともいえます。しかし、後継者問題や業績不振、
焼酎離れなど蔵元さまはさまざまな課題を抱えています。
「地方新聞社である私たち西日本新聞社にできることは何か?」その一つの答えが、
”焼酎を通じて、地域課題の解決ができるのではないか”ということでした。
一つ一つの蔵元の魅力を知り・伝え・届けることで、蔵元を支える事はできないか。
そんな思いで「YAKUSAKE SELECTION」は生まれました。
九州各地の蔵元が丹念に仕込んだ焼酎を”酔い”知りながら、
九州の大事な文化を”飲み”支える活動へぜひご参加ください。
商品名:牧場の夢 原酒
牛乳と米が発酵することで果物のようなフルーティーな香りの牛乳焼酎。その牛乳焼酎の中でも本来の味わいをしっかり楽しめる逸品。蒸留後は一切水を加えない原酒でアルコール度数は42%。原料となる牛乳は地元熊本の人吉球磨産、そして手作業で自然喚起しながら麹を育てる「手造り」はまさに絶品の一言。おすすめはソーダ割もしくは、ロックで氷を溶かしながら呑むと牛乳本来の自然な甘みが感じられる。
ご提供蔵元:大和一酒造元
3年前の令和2年7月4日、大和一酒造元は水害により甚大な被害を受けました。その水害で蔵は約3メートル浸水し、貯蔵中の原酒を8割ほど失ったという。あれから3年の月日が経ち、少しずつ元の姿を取り戻しつつある。3代目の下田文仁代表はこう語る。「球磨川によってふるさとをうちのめされマイナスな面が言われるが、恩恵を感じている。自然を食い止めることはできないし、自然とともに生きていこうと思う」その言葉を聞いて私は言葉を失った。酪農王国と言われている熊本県の中でも大和一酒造元は自由な発想で革新的な牛乳焼酎を造り上げたパイオニアと言える存在だ。創業明治31年の歴史はこれからも続く。
商品名:次兵衛
もともと麹室だった部屋を樽貯蔵専用部屋に改装し、温度管理しながら熟成。アメリカンオーク樽にて貯蔵するため、樽から出る甘い香りが特徴。若き14代目代表が「次世代につなぐ」をコンセプトに伝統と歴史を継承しつつ、新しい発想を取り入れた逸品。おすすめはロックで少しずつ味わいながら。
ご提供蔵元:松下醸造場
創業は文化元年(1804年)、球磨焼酎最古の蔵元。日本三大急流の一つ球磨川の源流にある水上村で、2世紀以上も焼酎造りに携わっている。原料となる米の全量を熊本県産米にこだわり、20年ほど前から、焼酎かすや廃液をたい肥化し、水田に還元する取り組みを行っている。14代目の松下直揮代表は「焼酎造りを通して、地域の歴史・文化を伝えていきたい」と語る。
商品名:一勝地
ウイスキーやブランデーを想像するような琥珀色。球磨焼酎特有の米の甘さに加え、甕で仕込み、その後、樽で長期貯蔵を行うため深い味わいが特徴。令和2年7月、水害に遭った蔵の中で、少し高い所にあったため残っていた貴重な焼酎。樽貯蔵特有の風味を楽しむためにロックがおすすめ。
ご提供蔵元:渕田酒造本店
「起きて窓を開けたら、すぐそこまで氾濫した川の水がきてました」そう語るのは7代目・渕田酒造本店代表の渕田嘉助氏。渕田酒造本店も令和2年7月に大水害に遭った蔵元の一つ。3年経った今でも焼酎造りは再開できていない。それでも笑顔を絶やさず、焼酎造りの思いは熱い。今回、YAKUSAKE SELECTIONでセットされている松下醸造場との「縁」は深く、災害からの復興で両者の絆はさらに強くなった。がれきの片づけ、焼酎の瓶詰など復興に至るまで球磨焼酎の同志として支え合った。創業文化10年(1813年)、200年以上続く蔵元は今年に入り、ようやく蔵も再建した。
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